今回は、お金があると幸せになれるのか、という話を書きます。
前回、貧乏すぎるのは色々大変で辛い、という話を書きましたけど、それに対する記事、みたいな感じですね。
で、お金があると幸せになれるかというと・・・あくまでも私の考えでは、お金があるから100%幸せになれるわけではないですね。
実際、お金を持っているけど不幸な人生を歩んでいる人もいますから。
ただし、1つだけ確実なことがあります。
それは、お金があると、人生の選択肢が増えるということですね。
例えば、教育があります。
お金があれば、子供のやる気と学力次第では、名門の私立学校等に行かせることが出来ます。逆に、お金がなければ、よほど学力が高くなければ、そういうことは難しいでしょう。
大学の選び方にしても、大学は実家から通える国立大学以外はダメ、みたいな家庭も結構あると思います。(私の家がそうでした)
お金がある家なら、それ以外の選択肢も取れるはずです。
もちろん、大学に進学する子供のやりたいことや学力によって、実際行けるかどうかは分かりませんが、お金がないから行かせることが出来ない、ということは無くなりますよね。
はっきり書くと、どんなレベルの、どのジャンルの大学に行くかで、選択できる就職先も絞られていきますから、まさに人生を左右する選択だといえるでしょう。
また、老後や介護についてもお金がある人とない人では全く違います。
お金が十分ならば、さっさと定年退職、いやもっと早く退職して、そのあとの人生を働かないで全力で楽しむ、という選択肢も出来ます。
逆に、生活費が足りない、ローンがまだ残っている、みたいな状況だと、退職した後も何年も働くしかない、そんな状態になってしまうかもしれません。
介護に関してなら、お金がないと、有料老人ホームなどの施設介護はかなり厳しく、自宅で在宅介護をするしか選択肢がない、なんていうことに陥ります。(私の家はやっぱりこれです)
介護をされる側としても、安かろう悪かろうな有料老人ホームは嫌だけど、看護師が24時間常駐していたり、職員さんの目がしっかり届いていたりして安心できる介護施設(ただし割高)なら行ってもいいかな、と思うかもしれませんしね。
といったように、お金があればあるほど、人生の選択肢が大幅に増えます。
もちろん、選ぶ選択によって、不幸になるのか、幸せを感じるのか、それは分かりません。人によって選ぶ道や、感じるところは違うでしょうから。
ですけど、少なくとも、貧乏でお金がないから選択の余地がほとんどない状態よりは、ずっとましだと私は思います。