引きこもりが長期化している場合でも確定申告をしたほうがいい場合がある

前回は、無職になった後引きこもりになってしまった場合、次の年の確定申告に行くと還付金として払った税金が帰ってくる可能性が高いから、確定申告に行ったほうがいい、という話をしました。

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今回は、ずっと無職で収入が0円、そんな引きこもりが長期化している人でも確定申告に行ったほうがいい場合について書きます。

国民健康保険料を安く抑えたい場合は…

それは、引きこもりで無収入、年収0円の人が親の扶養に入らず(入ることが出来ず)国民健康保険に加入している場合です。

実は、国民健康保険料は、年収0円(無収入)だと確定申告したほうが確定申告しないで放置するよりも安くなる場合が多いのです。

「確定申告しない=年収0円」で計算してしまうと、確定申告しないほうが節税になると勘違いされてしまうから高くしているのではないかと思われますが、とにかく、国民健康保険料を少しでも安く抑えたいのなら、年収0円での確定申告をしたほうがいいです。

もちろん、無収入の人の場合は、確定申告しても住民税等を払う必要はないですよ。単純に、国民健康保険料を出来るだけ安く抑える(年収0円で計算できる)ようにするためだけです。

なんていうか、無収入で確定申告するってすごく恥ずかしいかも知れませんが、これも社会復帰への第一歩だと思って、思い切って税務署や相談会場に行って確定申告してみてはどうでしょうか。

もしかしたら、確定申告することで国民健康保険料が安くなるかもしれませんよ。