前回、ひきこもりでも家族と会話ぐらいはしないとヤバいよ、という話を書きました。
今回はその続きのようなものです。
家族と普通に会話ができていて、意思疎通が完璧ならばいいのですが、そうじゃない場合は、どうやって会話したらいいか、というのすら分からないでしょう。
そういう場合のきっかけとして、一番いいのは、挨拶をすることと感謝の言葉を口にすることです。
例えば、朝起きて、家族に会ったら「おはよう」、家族が寝る前に会ったら「おやすみ」、ご飯を食べる前に「いただきます」、食べ終わったら「ごちそうさま」、みたいな感じですね。
後は、何かの折に「ありがとう」を言ってもいいでしょう。
普段からこういう挨拶やら感謝の気持ちを口にしていないのであれば、これだけでもかなり驚かれますし、喜んでもらえますよ。
なぜなら、親のほうも会話をしたいと考えているからです。
でも、ひきこもりになってしまった状態に対して、どう接していけばいいか分からず、2の足を踏んでいる…そんな状態になっている可能性が高いです。
だから、恐れずに、まったく会話ができていないのであれば、まずは挨拶から始めてみてはどうでしょうか。
そのあとの会話が続かなくてもOKです。というか無理に続ける必要はありません。
簡単な挨拶の後のことを考えてしまうと、挨拶をすること自体に大きな抵抗が出てきてしまいますから。
今更照れくさいかもしれませんが、社会復帰の最初の1歩と思って、ぜひチャレンジしてみてください。