引きこもり生活が長くなってくると、だれとも会話しない…というパターンに陥りがちになります。
うん、だって、引きこもり、つまり、家からほとんど出ないのであれば、会話をする人って限定されてしまいますよね。
その中でも、唯一といっていい話し相手は、同居している家族になります。
一人暮らしで長期間引きこもり、なんていう人は、よほど経済的に恵まれていない限りありえないでしょうから、たいていの場合は、家族と同居しているはずですよね。
あなたも経験があるかもしれませんが、会話する機会がないと、いざ喋ろうと思っても言葉が出なくなってしまう、いや、声が出なくなる、なんていうことはあり得ます。
私が大学生時代に引きこもりになってしまったときは、家族とすら会話していなかった時期があったのですが、言葉を取り戻すというか、会話ができるようになるまでにかなり苦労しましたから。
元々私は、どもり癖というか、吃音っぽい感じだったので、普通の人以上に大変だったのかもしれません。
まあ、私の場合は極端だったかもしれませんが、本当に、何らかの会話をしないと、どんどんしゃべるという行為自体が難しくなってしまいます。
一番身近な練習台として、同居している家族となんでもいいので会話してみてください。
もしも、今までほとんど会話をしていなかったのであれば、同居している家族も喜んでくれますよ。
だって、多分、あなたと会話したいと思っているでしょうから。