ひきこもりの生活習慣を変えるには?その2 自分がだめなら…

ひきこもりの生活習慣を変えて、お金を稼ぐように行動する方法、その2です。

前回は、お金を稼がなきゃ、と思うためには、ひきこもりであるあなた自身が、将来お金に困ることが目に見えているので、そんな絶望的な状況に陥らないために、お金を稼ぐことを決心すればいい、みたいなことを書きました。

>>>前回(その1)はコチラ

ですが、前回の方法では、「どうせ私なんて…」みたいなネガティブ思考の人だと、どんどんネガティブになっていき、自殺してしまう可能性もありましたので、今回はポジティブな方法について書いていきます。

自分がだめなら他の人のためにお金を稼ごう

はい、ということで、いきなり書きましたけど、自分のためにお金を稼ぐという行為に不快感を感じるのであれば、自分以外の誰かのためにお金を稼いでください。

とにかく、お金を稼ぐための動機を作ることが目的ですので、誰のためでも、どんなことのためでもいいですよ。

一応、ありがちな例について書いていきますね。

家族のためにお金を稼ぐ

ひきこもりになりがちな人の場合、ほとんどが家族と同居しているでしょう。一緒に同居している家族のために、お金を稼いでみませんか。

あなたの家族は、お金を使ったり、世話をしたりして、今まで、あなたの居場所を守っているわけですよ。そんな家族に、恩返ししてもいいのではないでしょうか。

例えば、家のリフォームのための資金を貯めるとか。

親が老後のために貯金していたお金をあなたに使っているのであれば、老後を安心して暮らしていけるレベルのお金をあなたが替わりに貯める、というのもありでしょう。

兄弟が学費で困っているなら、援助して上げれるぐらいのお金を稼ぐとかでもいいですね。

ああ、もちろん、家族で月1回、今まで入ったことがないような高級料理の店に外食に行くためのお金を稼ぐとか、回っていないお寿司を食べに行くとか、誕生日に豪勢なお祝いを、とか、そういう目標でもいいですけど、出来れば目標は大きい金額のほうがいいですよ。

とにかく、お世話になっている家族のために、何らかの形で金銭的な恩返しをする、という形を考えてみてください。

赤の他人のためにお金を稼ぐ

家族に恩返しするのもちょっと…というのであれば、義援金だとか、寄付だとか、そういう方向に持って行ってもOKですよ。もちろん、目標金額は大きめで。

この方法は、一見すると馬鹿らしいと思うかもしれませんが、実は、「自分が嫌い」だとか、「どうせ自分なんて、世界の役に立たない愚か者だ」みたいに考えている人にとっては、むちゃくちゃ効果的なのです。

だって、お金を寄付することで、他の誰かの命が助かったり、感謝されるのです。これって、何の役にも立たない、なんて考えていたあなたが、誰かを救っているわけですよね。

試しに、お金を寄付なりなんなりしてみてください。そしてそのお金が、他の誰かの助けになっている、役に立っている、ということをしっかりと「認識」してください。

これだけで、あなたは誰かを救える凄い人になれます。もうあなたは、少なくとも「誰も救えない愚か者」ではありません。そう考えると、一種のカタルシスを感じることが出来ますよ。

自分を保つために寄付をするって何だか嫌だ、と思うかもしれませんが、「やらない善よりやる偽善」とよく言うじゃないですか。

それであなたが、あなた自身のことを好きになれるのなら、自分自身がだめな奴じゃない、ということを証明できるのなら、自己満足ができるなら、それでいいのです。

あ、もちろん、お金を稼いだ後、寄付をやめて自分のために使ってもいいですよ。

といいますか、基本的に、寄付とかは最後の手段です。稼いだお金は、まずは、自分自身のために使うとか、家族のために使ってほしいですから。

どうしてもそれが許せないのであれば、寄付という手段もありますよ、と書いているだけです。

結局のところ…

とにかく、自分のためでも、家族のためでも、赤の他人のためでも何でもいいので、お金を稼がなければいけない理由を作ってください。

どんな動機、理由でもいいですが、出来れば身近で、大きな金額だけど頑張れば実現可能な程度の金額が理想ですね。

ですので、宇宙に行くために数百億円稼ぐとか、そういうのは止めておきましょう。

そういう動機や理由を作ることで、はじめてお金を稼ごう、という強烈な気持ちが湧いて出てきますから。

>>>どうして動機や理由が必要なのか、知りたい方は見てください。