ちょっと前から、引きこもりは生活習慣を変える必要があるということについて、色々書いてきました。
では、どうすれば引きこもりでも生活習慣を変えることが出来るのか、その方法について書いていきます。
お金がないと生きていけないことを自覚する
まずは、お金を稼ぐという行為をしないと、この先生きていくことが出来ない、ということをしっかりと自覚する必要がありますね。
そして、お金がないから、引きこもりを何とか脱出しなければならない、お金を稼げるようにならなければならない、ということを認識してください。
そうすれば、お金を稼ぐという強烈な目的ができますから。
お金の話を考えたくない気持ちは分かりますけど…
引きこもりになっている人のほとんどは、家族と同居しているでしょうから、あまり考えにくいことかもしれませんし、考えるのが嫌かもしれませんが、お金は生活する上では、絶対になくてはならないものです。
今は家族が養ってくれているから何とかなっているかもしれませんが、親は、あなたよりも先に死ぬ可能性が非常に高いですし、そもそも、死ぬ直前まで働いてお金を稼げるわけではありません。
あなたが家族が稼いでいるお金を当てにして引きこもっている場合、もしも家族に何かあったとき、生活することが出来なくなってしまいます。
仮に何もなかったとしても、たいていの場合、60歳を超えると一気に稼げる金額が下がるか、定年でお金を全く稼げなくなります。
で、今までの生活水準で暮らしていくことが困難になってきます。
何とか親が貯金を切り崩して、生活を維持できていたとしても、今度は親が老後に使おうと思っていた蓄えが減っていくことになります。
そうすると、いざ、介護や入院が必要になるレベルになってしまったとき、「お金がないから」という理由で、在宅介護しか選択肢がない状態になったり、病院で十分な治療を受けることが出来ない可能性があります。
それって、かなり厳しいですよ。
まあ、そんなこんなで、引きこもりを続けていく、お金を稼げないと、近い将来、絶望的な未来が待っていることがほぼ確定しているわけです。
だから、最低でも、お金を稼ぐ方法をしっかり身に着ける必要がある、ということですね。
お金の話を考えるにあたって必要な情報
これをしっかり理解するためには、あなたの家の収入と支出、貯金額、あと何年働くことが出来るのか等をある程度知っておく必要があります。
支出が多いとか、貯金がほとんどない状態なら、今すぐにでもお金を稼ぐ方法を探さないと本当にヤバいですよ。
だから、絶対にお金を稼げるようになるんだ、と決心してください。それがないことには始まりませんから。
こういう人は実践注意!
ただし、この方法は、ネガティブ思考に陥りがちな引きこもりが実行すると、更に気持ちが沈んでしまって逆に何もできなくなる、というか人生を終わらせたくなる可能性もあります。
・私なんかがお金を稼げるようになるわけがない
・暗い未来しか待っていないのなら生きていても仕方がない
みたいな思考ですね。
そういう思考になりそうな人は、今回のような方法は劇薬にしかなりませんので、使用禁止です。
それでも、何らかの目標設定はする必要がありますけどね…。目標や動機がないと、行動するのは非常に難しいですから。
次回は、ネガティブになりにくい目標設定の方法について書いていきますね。