今回は、ひきこもりにありがちな考え方について書いていきます。
それは、あの時こうしておけば、今みたいなひきこもりにならずに済んだかもしれないのに、どうしてこんなことをしてしまったのか…
みたいな感じで、自分自身の過去を思い返して、憂鬱な気分になってしまうことです。
ひきこもりって、基本的に自室にこもっていることが多いですから、考え事をする時間も増えるので、どうしても、昔の自分が許せないだとか、もっとああすればよかった、こうすればよかった、みたいに考えてしまうことが多いのです。
多いのですが…この過去を何度も何度も振り返ってしまう、という行為、はっきり言ってダメですし、これを続けたところで何が変わるわけでもありません。
だってそうでしょう、ドラえもんがタイムマシンを貸してくれない限り、過去に戻って人生をやり直す、なんていうことは不可能なのですから。
それに、上手くいかなかったことについて何度も思い返していると、どんどんとネガティブな感情が湧いてきませんか?少なくとも私はどんどん湧いてきます。
ですから、失敗した過去のことを何度も思い出すというのは、精神的にもかなりいけてない行為なのです。
じゃあ、どうすればいいのか、というと…
過去のことを思い出すよりも、今のあなたが出来ることについて考えるとか、これからどうやって社会復帰していくか、お金を稼いでいくか、生きていくかということについて考えるようにしてください。
いくら過去の過ちを思い返してみたところで、どうあがいても過去は変わりませんが、今出来ることについて考えて、実際に行動に起こせば、明るい未来が待ち受けている可能性があるわけですから。
現在の状況はひきこもりで、もうダメダメな状況なのかもしれませんが、過去は変えることが出来ないので、それはもう仕方がないことだと割り切って、そこからどうにかしてはい上がる方向に考えを変えていきましょう。