今回は、ひきこもりが1人になったとき、生きるために必要なお金はどれぐらいになるのか、ということについて書いていきます。
1人になったとき、というのは、もちろん、死別、絶縁などを経て、家族や親戚との接点がなくなったとき、ということを指しています。
で、いきなり結論を書きますけど、人それぞれ過ぎて分からない、というのが答えです。
なんだそれは、と思われそうですが、人それぞれ、生活レベルが違うわけでしょう。
まず、今住んでいるところがどんな状態なのか、というのにも左右されますし、あなたの食生活や活動レベルによっても必要な金額に大きく差が出てきます。
極端に書くと、都内で住んでいる人と、私みたいに田舎に住んでいる人なら、かかる金額は全く違うでしょう。
ちなみに、全く働いていないひきこもり状態でも、家賃だったり固定資産税だったりは払う必要がありますし、電気代、ガス、水道代などのライフラインの確保は絶対必要でしょう。
もちろん、食費も同様です。
そして、収入がゼロであっても、国民健康保険料や、国民年金は払う必要があります。これが意外と高くてつらいです。(収入がない場合、ある程度減らすことは出来ますけど)
で、この家賃や固定資産税、国民健康保険料が、住んでいるところによってかなり違います。
後は、食費もあなたの今までの生活、もしくはこれからの生活で大きく変わります。
例えば、朝ご飯をスーパーの6枚切り98円とかで販売されている食パン1枚で終わらせるか、コンビニのおにぎり2個(約200円~300円)にするか、朝食を抜くか、それだけでも大きく変わるでしょう?
1日だけなら大したことがないように思えますが、これが1ヵ月になると、数千円の違いは出てきます。
更に、朝食だけでこれなのだから、昼食、夕食、おやつとかも・・・なんて考えだすと、月額で数万円の違いが生まれてくるでしょう。
だから、いくらぐらい必要だ、というのはバシッと決めることは不可能です。
強いて書くのであれば、今のうちに親にいろいろ聞くとわかるかもしれません。
色々というのは、家賃がいくらなのか、とか、食費はどれぐらいかかっているのか、電気代、ガス代、水道代は?とかですね。
もっと書くなら、一緒に食料品の買い物に出かけて、普段の料理に使っている食品の値段なんかをチェックしてみてください。
そうすれば、あなたの家の生活レベルでは、どれぐらいの価格の食料品を使っているのかが分かりますから。
そうすることで、親の苦労も分かったりして、一石二鳥かもしれませんよ。
まあ、ひきこもりにはちょっと難易度が高いことも書いていますが、出来るだけしっかりと計算したいのであれば、親に聞くのが一番手っ取り早いですよ。