今回は、引きこもりになってしまったときの体力低下を少しでも軽減する方法について書きます。
といっても、書くのはとても簡単で単純なことで、意識的に運動をしましょう、というだけです。
そんなの当たり前では…と思われるかもしれませんが、結局の所、引きこもりの体力低下は、体を動かす機会が殆どないからです。
どうしても、普通に学校に行ったり、働いている人と比べたら、運動量が激減してしまいますからね。
だったら、少しでも意識的に体を動かそう、と書くことしか出来ないじゃないですか。
で、これで終わってしまうとなんだか味気ないので、具体的にどの部分を重点的に運動すればいいのか、ということについて書きます。
体力低下に対する運動で一番重要なのは…
一番は、足です。
理由は、もしも足がだめになってしまったら、体力低下どころの話ではなくなってしまうからです。
極端に書くと、歩けなくなってしまうと、できることが一気に減りますから。
ですので、とりあえず部屋から出ずにその場で足踏みだけでもいいので、足の運動をするべきです。
このとき、出来れば太ももを高く上げたり、腕を大きめに振ったりすると、より効果的でしょう。
また、できるのであれば、スクワットをするのもいいですよ。
スクワットは下半身の筋肉を全体的に鍛えることができるので、筋トレの王様と呼ばれているぐらい、効果的な方法です。
体力低下を抑えるとか、健康維持のためならば、ダンベル等を使わずに、自重だけ(自分自身の体重だけ)でも全く問題ありません。
できることならウォーキングも…
後、外に出る練習をするという意味でも、外でウォーキングをする、というのも効果的です。
時間的には、とりあえず30分ぐらいですかね。
外に出てウォーキングするなんて、怖くてできない!と思う人は、できるだけひと目を気にしないで外出できる方法がありますので、チェックしてみてください。
引きこもりを続けていて、ほとんど運動をしていない状態でウォーキングすると、その後、太ももあたりがじんわり温かくなったり、ジンジンしたりして驚きますよ。
それが私の、運動不足を実感する瞬間だったりします。
定期的な部屋の掃除も一石二鳥
そうそう、部屋からできるだけ出たくないけど体力低下をどうにかしたい、運動したいのであれば、定期的な部屋の掃除を行うのも効果的です。
掃除をすることで、ホコリやダニといった汚いものも取り除けるので、健康を害される可能性が減ります。
そういう意味では一石二鳥といえるでしょう。
掃除の具体的な内容は、毎日とは言いませんが週1~2回は掃除機をかけるというのはどうでしょうか。
もし出来るのであれば、部屋の中だけではなく、家中を掃除するとか、お風呂の掃除をするとか、なんだったら洗濯もするとか…そういったお手伝いをすると、一緒に住んでいる親がいるなら喜んでくれますよ。
他にも、布団をずっと敷きっぱなしの万年床になってしまっているなら、布団を毎日しっかり畳んで移動させると、それだけでも違います。
ちなみに、毎日、布団を畳むと生活リズムが良くなることが多いです。
ずっと布団を敷いたままの状態だと、ちょっとしたときに布団に横になってしまい、そのまま寝てしまうとか、ありがちですから。
布団を畳んでいると、わざわざ敷き直してまで横になろうかな、と思うことは減ります。
少なくとも、布団を敷きっぱなしの状態よりは、変な時間に寝てしまう、みたいなことにはなりにくくなりますよ。
無理をしない範囲で、体力低下を防ぎましょう
といった感じで、引きこもりでも体力低下をできるだけ防ぐ方法について書きました。
ああ、一つ重要なことを書き忘れましたけど、無理をしすぎないことも大切です。
普段は全然運動をしていないのに、突然ランニングなんかを始めてしまうと、大変なことになります。
具体的に書くと、運動した後に意識が朦朧として、吐きそうになったりします(実体験です)
そうなると、しばらくは運動したくないな…という気持ちも出てきてしまいますから。
ですので、既に体力低下している人は特に、無理をしない程度で徐々に体を慣らしていく感じにしてください。