【その1】ネットゲームがひきこもりを長引かせる原因になる理由

今回から、MMORPG等のオンラインゲーム(ネットゲーム)がひきこもりを長引かせる原因と言われる理由について書いていきます。

>>>前回の記事はコチラ(オンラインゲームの説明)

最大の原因は、前回の記事でも書きましたけど、オンラインゲーム上で色々できる、もっと言うなら擬似的な生活空間が作られている、ということです。

ゲーム上で生活というとちょっとピンとこない人も多いかもしれませんが、例えば、お金を稼ぐ(ゲーム内通貨です)、食べ物を作って食べる、家を買う、結婚する・・・といったことができるものもあります。

それに、ゲーム内では、独自の時間も流れます。夜になったり朝になったり、一定時間後にイベントが復活したり・・・みたいな感じですね。

しかもその世界では、時間をかけるほど報われることが多く、自分自身がやりたいことを好きなだけ行うことが出来るのです。(一定のルールはありますけど)

だから、現実の世界よりもネット上の世界のほうが居心地がいい、なんて錯覚してしまうのです。

要は、一種の現実逃避を簡単に達成できてしまう世界が広がっているのです。

非情な現実から目を逸らしたい、逃げ出したいと思う気持ちが大きいほど、MMORPG等のオンラインゲーム(ネットゲーム)の世界は魅力的に映ってしまいます。

こういう理由から、ひきこもりの人がMMORPG等のオンラインゲーム(ネットゲーム)に手を出してしまうと・・・速攻で惹きこまれ、ハマってしまう、ということになりがちです。

結果として、ネトゲ廃人だとかネトゲ中毒だとかになってしまう可能性があるのです。

ひきこもりじゃなくても、その世界は魅力的に思えるのですから、現実に多数の不満を抱えている人がプレイすると相当やばいでしょう。

他にも沢山の原因があるので、次回にも続きます。

>>>こういう原因もあると思います。