MMORPG等のオンラインゲーム(ネットゲーム)が引きこもりを長引かせがちになる理由の続きです。
前回でも書きましたけど、他にも沢山の理由があるので書いていきますね。
・日本中、世界中の色々な人が同時プレイしている
MMORPG等のオンラインゲーム(ネットゲーム)の世界では、多くの人が同時にプレイしています。人気のものだと日本中、世界中から人が集まっています。
これがどうしてヤバイかというと、24時間365日、相手をしてくれる人がいるということです。
世界中なら時差の関係で、同じ日本でも、生活サイクルの違いでどの時間でも一定数以上の人がいるのです。
だから、いつでもいつまでも、いろいろな人とずっとその世界でお喋りしたり遊んだり・・・といったことが可能です。
後は、引きこもりの人は引っ込み思案な人も多いと思います。
そういう人が、例えば、みんなで一緒に強敵を倒すための旅をしていて、「夜遅くなってきたから抜けるわ~」みたいなことが出来るでしょうか?
多分、言い出せないと思います。
そして、その仲間のリーダー的な人が「今日はお開き」というまで一緒にゲームをプレイするのがオチでしょう。
それどころか・・・驚くことに、気が抜けないような場所(強敵がいつ現れるかわからないような場所等)だと、ご飯やトイレといったことまで我慢する人もいるのです。
「ボトラー」で検索すると色々わかると思いますよ。
また、同じく引きこもりで延々とゲームをしている仲間もできるかもしれません。
こういう場合、「引きこもり同士での情報交換が出来る」「同じ境遇の仲間がいて安心できる」などのメリットが無いとは言いません。
ですが、ただの傷の舐め合いになったり、「両方共引きこもりなんだから、いつでも、いつまででもプレイできるでしょ」的な感じで延々とゲームをプレイし続けてしまう危険性もあります。
同じ境遇の引きこもり等に出来るだけ会いたいからずっとゲームにログインして待ってる、何ていう可能性も。
結果的にゲームの世界に逃げてしまって現実を見ることができなくなる、なんてことにも成りかねません。
このような感じで、常にプレイしている人がいて、一緒にゲームをしているのでゲームの止め時が掴みにくく、延々とプレイしてしまう、何ていうことが起こりえます。
そして、昼夜逆転、ずっと部屋でゲームして出てこない、現実の社会との繋がりが薄くなる・・・ということも。
十分注意してください。