中年以上の高齢化の原因や理由 その5 面接が苦手

中年以上の高齢なひきこもりが増えてきている原因や理由、続きを書きます。

前回は就職氷河期の件を書きましたけど、別に就職氷河期じゃなくてもブラック企業やあまり興味がなかった職種についてしまう場合もあります。

>>>前回の記事はコチラ

まず、いわゆるホワイト企業というのは基本的に大人気です。仕事が楽だとか、人気の職種も人気になるのは当たり前です。

ということは、そういう人気企業の求人には沢山の就職活動生が集まるわけです。

つまり、ライバルがむちゃくちゃ沢山いるということになります。

で、大抵の企業の場合、採用試験って面接とか筆記試験等を行うと思うのですが、ひきこもり予備軍というかひきこもりになりやすい人って、面接が苦手な人が結構多いのです。

なぜなら、自分に自信がない人が多いので、自己PRとか長所とかを面接で説明するのが苦手だからです。

更に、そもそもコミュニケーション自体が苦手な人も多いのです。面接だと緊張してほとんど喋れなくなる人もいます。

面接が苦手な人が面接を受けても簡単に採用試験を通過できるわけ無いですよね?

特にライバルが多いホワイト企業や人気の職種の場合だと、よほど筆記で頑張らないと、通過できる可能性は極めて低くなります。

結果的に、面接が苦手な人は売れ残りというか、あまり人気がない就職先を選ぶしかない感じになります。

ひきこもりになりやすそうな人ほど、あまり人気のない企業からしか内定が貰えない、みたいなことになりがちなのです。

そして、人気がない企業というのは何かしらの問題やら、理由が存在する場合があります。

この問題や理由というのが、人使いが荒いだとか、3K系だったりとか、ブラック企業っぽい、という場合もあるでしょう。

つまり、ひきこもりになりやすい人が、ひきこもりの原因となりえるブラック企業だったり、人気がない職種に就職してしまう可能性が高くなるというなんとも皮肉な感じになってしまうわけです。

まあ、企業側も、ひきこもり予備軍みたいな人よりは、社交性が高くて、ポジティブで、良い人間関係を構築できそうな人がほしいでしょうから。

こればかりはどうしようもない感じですけどね。

>>>次回は、長期化についても書きました。