引きこもりやニートが最終的に行き着く末路とは?

先日から紹介している、8050問題と多少かぶるかもしれませんが、引きこもりやニートが長期化しすぎるとどうなってしまうのか、その予想できる末路について書いていこうと思います。

引きこもりやニートが長期化すると、家族以外の社会との接点が非常に薄くなってしまいます。ですので、家族単位で孤立してしまっている状態だとも言えるでしょう。

まあ一応、親が働けたり、年金をもらえている間であるならば、1人ぐらいの引きこもりがいたとしてもなんとか生活面で生きていくことが出来るでしょう。

ですが、いくら親が何とか子供をカバーしようと思っていたとしても、大抵の場合、親が先にいなくなってしまうのは分かりますよね?

では、親がいなくなってしまった場合、もしくは介護が必要になった場合、その残された子供には何が出来るでしょうか?

…実は、残念ながら殆ど何も出来ないのが現状のようです。

例えば介護が必要になった場合、要介護認定を受けることで介護保険制度を利用することが出来るようになり、様々な介護に対する支援を受けることが出来ます。

ただしこの制度、当たり前ですが申請が必要です。

そういった申請は介護が必要になった本人だけでは出来ない状態になっていることも多く、その場合は家族がする必要があります。

つまり、引きこもりを続けている子供に申請して貰う必要があるわけですね。

そういったことをその引きこもりを続けている子供が出来るのか、という問題があります。

おそらく、そういう制度がある事自体がわからない、みたいなことになると思います。

もしもそういう制度があることが分かっていたとしても、申請方法が分からないとか、どうすることも出来ないとか、そういうパターンになってしまうでしょう。

また、親が先に旅立ってしまった後は、生活保護になる…みたいなことを書いているサイトもありますけど、それも難しいかもしれません。

生活保護という言葉は知っていても、申請とかをそもそも出来ない、やり方がわからない、審査が厳しいという話だからやる勇気がない…

そんな感じで、ズルズルと引き伸ばしてしまうのではないでしょうか。

そもそも家から出ることが難しい引きこもりが、申請をするために役所に行くという行動を起こすこと自体が難しいのです。

じゃあ、引きこもりやニートが行き着く末路は、というと…

もう、分かっているのではないでしょうか。多分あなたの想像通りだと思いますよ。