何度か私のサイトでも書いていますけど、引きこもりの高齢化ってマジで危険なので、何とかしないと本当にまずいですよ。
というのも、お金を稼いでいない状態の引きこもりって、誰かの支援が必ず必要じゃないですか。
その支援をしてくれる人はたいていの場合、親とかになるでしょうけど、親が定年退職になったり、エルダー社員やシニア社員として働くことになったときにまず、危機が訪れます。
具体的に書くと、今まで安定していた収入が、一気に減るか、無くなります。あ、もちろん親の話ですよ。
まあ、会社によって違いますけど、私が以前勤めていた会社なんかは、エルダー社員やシニア社員として雇ってくれたとしても、給与がだいぶ下がってしまい、今までの水準で生活することが困難になるのが目に見えている状態でしたから。
ただでさえそこまで多くない給料が、さらに減るわけですから、当事者の人たちはかなり困っていましたよ。まあ、雇ってくれているだけましなのかもしれませんけど。
そういう制度がない会社だと更に悲惨で、収入を得ようとすると、高齢者向けの仕事を探す必要が出てきます。
その場合だと、エルダー社員やシニア社員で継続して働く以上に収入が減るかもしれませんし、新しい分野の仕事だと覚えるのも大変です。
そんな60歳や65歳になってから、新しい仕事をしなければならないとか、考えるだけでもきついですからね。
そもそも、仕事を見つけることが出来るかどうかというのも問題ですし。
ということで、親が定年退職する、もしくはエルダー社員やシニア社員として継続雇用してもらう、60歳~65歳ぐらいになると、収入が大きく変動するので生活が厳しくなる可能性が高くなります。
そうなると、今まで通りの生活は出来なくなるかもしれません。引きこもり状態の子供がいるとしたら、30歳代~40歳代といったところでしょうか。
それがまず1つ目ですね。
更にもう一つの節目が近いうちに訪れるわけですけど、その件に関しては次回書きます。