大学生時代のひきこもり日記、その6 まさかの展開に。

前回までの話で、結局3回目の留年が決定してしまい、またしてもひきこもりに逆戻りしたところまで書きましたね。

>>>詳しく知りたい方は前回の記事をドウゾ

またしてもやる気を折られ、ひきこもりがちになったのですが、カウンセリングには行っていました。

というか私が不安定すぎて危ないということになり、2週間に1回だったのが毎週に変わりました・・・が、研究室にはなかなか足を運ぶことが出来ずにいました。

ところが、ここで物凄いミラクルが起こることになりました。正直、創作だと言われても仕方がないレベルです。

それは・・・

なんと、担当教官が別の大学に変わることになったのです。

今まで成果主義で私を苦しめながらも、なんとか一緒に頑張ってきた担当教官が、です。

担当教官がいなくなるのだから、別の人につくしか無いわけですよね。

大学を卒業できるのはこのタイミングしか無い!!と思い、カウンセリングの人にも相談しました。

そして今度は、自分なりにリサーチし、卒業させてくれそうな担当教官をなんとか見つけて、そこに付くことになりました。

ただ、研究室はそのままというかなり変わった感じになりましたけど。まあ、研究するスペースがそこしかなかったというのもありましたから。

その新しい担当教官になってからも、大学に行くとしても深夜だったり・・・みたいな感じでした。

ですが、研究内容が単純明快で、誰がやっても結果が出るようなものを選んでくれていましたので、なんとか卒業論文まで書き上げることが出来ました。

仮に結果が出なくても、結果が出ない理由が分かればそれでいい、的な感じだったのも助かりました。

卒業論文の発表会も、相当緊張しましたけど何とかこなすことが出来ました。

「なんで大学来なくなったの?」

みたいな質問を質疑応答のときにされて、かなりビックリしましたけど。

そんなこんなで、担当教官が変わって、たったの半年程度で卒業できることが確定したのです。

もう衝撃でした。当時もですが、今思い出してもあのときは衝撃です。

どうして普通に卒業できなかったのだろう。

どうして内定取り消しに追い込まれたのだろう。

とまあ色々考えてしまいましたが、とりあえず卒業できることが決まったので良かったです。

>>> そして、最終章へ・・・