私の大学生時代の3回留年+ひきこもりの原因の1つは、研究室選びを大失敗してしまったことでしょう。
研究室を選ぶことが、ここまで人生を左右することになるとは、当時全く考えていませんでした。
今回はそのことについて書いていきます。
私が選んだのは、新任の教官がいる研究室でした。理由は、研究室選びの時のテーマが面白そうだったから、という単純な理由です。
なんていうか、人様の役に立ちそうな、そして新しい感じの研究テーマだったのです。
だからその担当教官の研究室を選んだわけですが・・・この選び方、私にとっては大失敗でした。
失敗したと思った理由は、まず、担当教官が結果主義というか、結果が出ないと評価をしない人だったこと。
そして、新しい研究テーマというのは結果が出る可能性が低いということ。
つまり、結果が出にくい研究テーマなのに、結果が出ないと評価されないという、かなり厳しい環境だったのです。
私は最初、この結果が出ないと評価しないという考え方、甘くみていました。
もちろん、やることはやっていましたが、就職の内定をもらったら、結果が出なくても、卒業論文の提出は出来るだろうと思っていたのです。
ところが実際は、就職内定が決まっていても、結果が出ていないということで、卒業論文を提出できませんでした。
内定先も半年は待ってくれましたが、半年後でも卒業できず、内定取り消しとなってしまいました。
そこから、私の本格的なひきこもりが始まってしまうのです。
まあ最終的には、3回留年した後、その担当教官が別の大学に移ったことで、何とか卒業することが出来ましたけど・・・
このように、研究室選び1つで全く違う人生になってしまうのです。
・・・このあたりの話は、体験談でかなり書いていますので、気になる方はどうぞ。
では、どうすれば研究室選びで失敗することが減るか、それについては次回書いていきます。