前回のあらすじ。
引きこもりで2回めの留年をしてしまった大学生。その解決策として大学の相談センターみたいなところでのカウンセリングに望むのだった・・・!
ということで、カウンセリングを2週間に1回受けることになってから、少しずつ大学の敷地内に足を運ぶようになってきました。(主にカウンセリングを受けるため)
夏ぐらいには、カウンセリングを受けた後、話したこと等を簡単に担当教官と話ができる程度になっていました。
研究室の扉を開けて入ることがまだ出来なかったので、わざわざ担当教官が廊下まで出てきてくれましたけど。
その後、担当教官とカウンセリングの人との話等をすることで、できるだけ研究室の扉を開いてくれているようになりました。
更に、在室とか不在とかのマグネット表示を付けてくれました。これで誰が研究室に在室しているかが分かるようになりました。
そこから、私は少しずつですが研究室に入ることが出来るようになっていったのです。
とはいえ、最初は「誰かが在室している研究室」に入るのは難しく、夜中に大学に行き、マグネット表示で全員がいないことを確認してから入る、みたいなことをしていました。
すごい不審者っぷりですよね。
卒業するためには、担当教官から研究することを貰い、研究する必要があったので、カウンセリングの後などに担当教官と、研究について色々話すことも増えました。
自分なりに夜中とはいえ大学に行き、研究を少しずつですが進めていったのですが・・・やっぱりなかなか結果が出ません。
そりゃあ、研究のために使っている時間も、昔とは全然違いますから当たり前なのですけどね。
そして担当教官はやっぱり成果主義だったため、結局年末に3回目の留年を言い渡される結果となりました。
今考えると、まあ当然なのですが、せっかく立ち直りかけたところをボキッと折られた感じがして、本当に参りました。
その後のカウンセリングのときに、初めて泣きました。今まで絶望してもそこまで行かなかったのに。人前で泣いてしまうなんて・・・。
それぐらいショックだったのです。
そしてまた引きこもりが発生、継続してしまうわけですが・・・
この環境が激変する出来事が起きました。
それは・・・ >>> 次回でドウゾ。
(そろそろ大学生編も終りが近づいてきています。)