前回の記事の中で、少しずつ出来ることを増やしていけば、自信の回復に繋がります、みたいなことを書きました。
でも、他の人が普通にできていることが出来るようになったからといって、そのまま自信になるというのは、ちょっとおかしいのではないか?と思う人もいるかもしれません。
確かに、そういう考え方もあるにはあります。ですが、そうやって他人と比べるのは、あまりいいことではありません。
そもそも、世の中にはたくさんの人がいて、色々なことが出来る人もいれば、そうではない人もいます。そんな十人十色、千差万別の人同士を比べてしまうのは、あまり意味がないことです。
だから、他人と自分自身を比べるのではなく、昨日の自分と今日の自分を比べて、出来たこと、出来なかったことをしっかりと認識することが重要です。
まさに、人は人、自分は自分、という考え方ですね。隣の芝生は青く見える、とよく言うように、周りの人と自分を比べてしまうと、どうしても自分自身がみじめに思えてしまいます。
特にひきこもりになるタイプの人は、自己嫌悪の感情が強い人も多いでしょうし、他の人よりも出来ないことが多いでしょうから、他人と比べることによって、更に自分自身が嫌いになってしまいがちです。
というように、他人と比較すると、どんどんと深みに陥ってしまう可能性があります。
まあ、絶対に他人と比較するな、というのは難しいのでそこまではいいませんけど、他人と比較するよりも、自分自身が出来ることを増やしていく、という方向に考えた方が、上手くいきますよ。本当に最近そう思います。