引きこもりにお小遣いを上げるべきかどうか、2回目の記事です。
今回は、引きこもりには、月いくら、みたいな固定額ではなく、何に必要なのかを聞いて、渡す側(ほとんどの場合は親ですね)が必要だと感じたり、まあ、許せると思ったものに対してのみお金を渡す、みたいな感じではダメなのか、ということを書きます。
で、この方法ですが、止めておいたほうがいいですね。
理由は簡単で、引きこもりってやっぱり引け目があるのです。私もそうです。
だから、欲しいものがあったとしても、親に言ってお金を出してもらうということが出来ない場合が多いわけですね。
そうなってくると、だんだんお金を使わない生活になり、物欲が減っていき、前回書いたように、社会との接点がどんどん少なくなってしまいます。
また、引きこもりを脱出しようと思っていた場合は…
外に出るための服だったり、履歴書だったり、面接対策やSPI対策の本を買う、みたいなことをする必要があるわけですが、これを親に言ってお金を出してもらう、というにはかなりの自信が必要です。
更に、親に言うことで、親から「頑張れよ!」みたいに言われると逆に重圧になったりして、こりゃダメだ、みたいな気分になってしまいます。
そういう意味でも、親に言ってお金を出してもらう、というのは、引きこもりにとって、大きな障害になります。
だから、やはり月々のお小遣い制にしたほうが、いろんな意味で無難ですよ。