大学生にとって、出来れば避けたいのが留年することだと思います。
留年してしまうと、卒業したいなら最低でも半期分の学費を払う必要があります。(※ 半期で卒業できる可能性がある場合)
国立大学で実家通いならともかく、一人暮らし+私立大学等だと、トンデモナイ金額が必要になりますよね。
いやまあ、国立大学だったとしても、半期分で25万円程度は必要ですけどね。自分で払うにしろ、親に払ってもらうにしろ、本当に大変です。
では、その留年が決定、確定してしまうのは、いつなのでしょうか。
のんきに構えている人なら、そりゃあ4年生の後期終了後に単位が足りなかったら留年じゃないの?みたいに思っているかもしれません。
ですが実はこれ、大学、学部、学科によって違います。
というのも、大学の単位には大きく分けて2つあります。必修科目と選択科目です。(まあ選択必修科目もありますけど)
必修科目は、大学を卒業するなら必ず取らなければならない単位です。選択科目は、取っても取らなくてもいいけど取ったら単位にカウントされます。
このうち、ネックになるのが必修科目です。(一応、選択必修科目も)。
極端な例で言うと、1年生の前期に絶対に取らなければならないと規定されている必修科目がある、ということもありえます。
そこで単位を落としてしまったら、その時点でいきなり留年が見えてしまいます。(大抵の場合は救済措置がありますけど)
他にも、私の通っていた大学の場合だと、4年生の時の必修科目である、「卒業研究(卒業論文)」を選択できる条件として・・・
3年生終了時までに「必修科目が○○単位、選択科目が××単位必要」みたいな物がありました。これに満たない場合は3年生終了時で留年確定、というわけです。
このように、「必修科目を取る条件」が設定されている場合があるのです。
後、1年生から2年生、2年生から3年生に進級するのに「最低必要単位数」みたいなものが設定されている大学もありますよ。
その場合だと、必要単位数に足りていないと、その時点で同じ学年を繰り返すことが確定=留年となります。
このように、大学や学部、学科によって留年が確定する時期は様々です。
ですので、大学の規則等をしっかり確認するか、相談窓口等で確認する、先輩たちに聞いてみる・・・といった方法が有効でしょう。
あ、ちなみに私は3回留年していますが、その留年がわかった時期については、次回の記事で書きますね。
後、必修科目等の単位を落としてしまったと分かるタイミングについては別の記事で書きましたので参考にしてみてください。