研究室選びに失敗して、3回留年(3留)+ひきこもりになってしまった私が思う、研究室選びのコツについて書こうと思います。
>>>研究室選びに失敗するとこうなることも・・・(前回の記事)
研究室選びでもっとも重要なのは・・・情報です。
どういう情報かというと、どの研究室がどういう特徴があるのか、どの教授のコネクションが強いのか、どういう性格なのか、みたいなことです。
実は、研究室はどこも同じ、というわけではありません。
例えば・・・
私が所属してしまった研究室のように、基本的に毎日研究室に行って研究を行い、結果が出ないと卒業論文すら書けない・・・というところ。
秋ぐらいまで、就職活動優先でコアタイムなし。研究テーマすら決まっていない。そこから教授が言うとおりに研究したら、ほぼ100%卒業できる、みたいなところもあります。
研究室に所属する4年生のうちの半数以上が大学院に進学していたり、逆に大学院に進学するなら、別の研究室に変更しないと厳しい研究室、なんていうところも。
後、教授の力(コネクション)が強い研究室ほど、大学推薦が取りやすくなり、就職内定に有利になる、何ていう場合もありました。
とにかく、研究室毎に、驚くほど違いがあるのです。
研究室選びの前に、そういった情報を如何に沢山手に入れ、あなた自身に合いそうな研究室を選ぶか・・・。
これで、今後の進路や人生が左右される可能性が高いのです。
情報を手に入れる方法としては、同じ学部の先輩と仲良くなるか、もしくは先輩と仲の良い同期の知り合いを作るか・・・
というのが一般的でしょうね。
いっその事、研究室を訪問するのもありです。
ただ、これも1人ではちょっと辛いので誰か一緒に行ってくれる人を探したほうがいいですね。
そして、情報を首尾よくゲットできたなら、後はあなた自身の目標や性格に合わせて、どの研究室に入るのか、優先順位を付けるのです。
例えば、就職優先なら、就職に強かったり、就活が十分にできそうな研究室を選ぶ・・・とかですね。
また、担当教官になるであろう人の性格も要注意です。
場合によっては毎日のように顔を合わせて、研究していくことになります。
人間、合う合わないは確実にありますので、出来れば合いそうな担当教官を選ぶようにしてください。
他にも、研究室の空気や雰囲気、みたいなものも考えたほうがいいです。
例えば、私のようにインキャでお酒も飲めない人が、毎週のように飲み会があるようなウェイ系(?)の研究室に入るとムチャクチャ苦労すると思います。
先輩(大学院生)との上下関係が体育会系のところや、研究室旅行などを強制するようなところもあります。
できるだけあなたに合いそうな雰囲気の研究室を選びましょう。
あ、もちろん、研究テーマで選ぶ、というのもアリといえばアリなのですが・・・私みたいに大失敗する可能性もあります。
ギャンブル的要素が強くなるのであまりオススメできません。
まあ、よほどやりたい研究テーマがあるのなら、止めはしませんけどね。
研究室は、就職活動という大事な時期に、最低1年間は所属する必要があります。更に、同じ研究室で大学院に進学するつもりとかなら、3年も6年もお世話になる事になります。
研究室の選び方に失敗すると、私のようにひきこもりになる等、人生を左右しかねませんので本当に慎重に選んでください。