30代中年なのにひきこもりが長期化している理由その5 介護という居場所

30代中年なのにひきこもりになってしまい、しかも1年以上もひきこもりが継続しているという状態になっている理由について書いています。

今回は、ひきこもりの長期化と介護に関することについて書きますね。

>>>前回の記事はこちら

少し前にも書きましたけど、私の家には祖父母がいて、2016年の秋頃、元気だった祖父が突然転倒したことでほぼ寝たきりに近い状況になりました。

(基本的には介護ベッドで過ごして、食事のときだけ台所で食べる感じです。)

祖母も、元々認知症があったのですが、かなり進んでいて、放っておくと台所でずっと食べ物を食べている感じですね。

母は自営業で忙しく、父は全く介護に興味を示さないので、日中は私が祖父母を見守っています。

といっても基本的には、祖父母の部屋の隣の台所で居るだけなのですけどね。(祖母の過食、食欲異常に対して台所の番人みたいな感じで居ます)

後は、食事の時の世話ぐらいでしょうか。(配膳したり、食事を見守ったり、薬を飲むのを促したり、後片付けしたり…)

こういったことしかしていないのですが、自営業で忙しい母には非常に感謝されていて、

「○○(私のこと)が居てくれて本当に助かる」

みたいに言ってくれます。

これで終わればちょっとした美談になるのかもしれませんが、これって自分の居場所を変な意味で確保してしまっていることになるのです。

要するに、ひきこもりだけど介護(少なくとも見守り)をしているので、他のことができない、みたいな感じですね。

本来なら就職活動して、再就職するべきなのはわかっているのですが、

「私が再就職するとしたら祖父母は誰が見るの?」

みたいな感じになってしまっているのです。

かといって、ずっとこのまま祖父母が天に召されるまで介護みたいな事を続けるのもどうかと思いますし…。

ということで、現在の状況と、介護についてちょっと悩んでいます。

なんていうか、ひきこもりが長期化しているのを祖父母の介護のせいにしてしまうのは心苦しいのですが、実際問題どうしたらいいかわからないのでちょっと困っていますね。

>>>後、これも長期化の原因でしょうね。