早くも今年も残り僅かになってきました。
今回は、年末年始は、ひきこもりにとってはチャンスかもしれない、ということを書きます。
どういうことかというと、ひきこもりになっている人は、家族以外の人とのコミュニケーションをほとんどとっていませんよね。
いや、もしかしたら、家族と会話することすらほとんどないかもしれませんが。
ですが、年末年始、特に年始に関しては、ちょっとした非日常を体験することが出来ます。
そう、あなたの家庭が、地理的、立場的に孤立していない限りは、親戚が訪ねてきたり、逆に親戚の家に行ったり、両親の実家に顔を出したり…というイベントが起きる可能性がかなり高いですよね。
ということは、家族以外の人との、具体的には親戚のおじさんおばさん、いとこ、甥っ子、姪っ子といった人とのコミュニケーションをとる、という場が設けられる可能性が高いです。
しかも、新年の挨拶をするという、れっきとした理由もあります。
これは、家族以外の人とのコミュニケーションをほとんどとらないタイプのひきこもりにとっては、またとないチャンスです。
家族の次ぐらいに、親戚の人というのはコミュニケーションが取りやすいと思います。
少なくとも、そこら辺を歩いている知らない人と会話するよりはずっとハードルが低いですよね。
積極的に、とまではいかなくても、親戚に会って一言、
「あけましておめでとうございます、今年もよろしくお願いします」
だけでもいいので、挨拶をしてみてください。
会話ができる人間の輪を少しでも広げていくということは、ひきこもりから抜け出すための貴重な成功体験の1つになりますよ。
あ、家族ともほとんど会話をしない人の場合なら、まずは家族と「あけまして(以下略)」という挨拶をしてみてもいいですね。
きっと普通に挨拶を返してくれますよ。
という感じで、年末年始、特に年始は、コミュニケーションが出来る人の範囲を広げるチャンスです。
年始の挨拶をうまく利用して、ひきこもり脱出のための第一歩を踏み出しましょう。