前回の記事では、留年してしまうと、殆どの場合において、就職活動(就活)に悪影響が出る、ということを理由も添えて書きました。
ですが、留年しても就職活動にほとんど影響がないばかりか、うまく行けば良い印象を受ける可能性もある場合もありますので、そういったことについて書いていきます。
>> 留年してしまうと、就職活動(就活)が不利になるのか?(前回の記事)
留年したことで企業の欲しい人材になればいい
ということで、留年しても就職活動(就活)に有利になる場合というのは…企業にとって大切な資格や能力を、留年したときに獲得した場合です。
一番分かりやすいのが英語ですね。
極端に書くと、留年して、単位を取る合間にめちゃめちゃ英語の勉強をして、TOEICで900点とか取るレベルになれば、海外との取引やら、海外支店がある、今後、海外進出を目指している企業にとっては、欲しい人材といえるでしょう。
そういうところを履歴書や面接等でアピールすることが出来れば、ただ単に「留年しちゃいました~」的な場合よりも、かなり有利に就職活動が出来るでしょうね。
ただし、これはあくまでも企業側が欲しいと思うような人材になれたり、資格を持つことが出来た場合の話であり、大抵は留年は不利に働きますから、注意してください。
それに、先程の例でも、留年していなくてTOEICで900点の人がライバルにいたなら、そちらのほうが選ばれる可能性がありますからね。
あくまでも、留年という悪いイメージをある程度覆すことが出来るかもしれない、というレベルの話です。
ああ、当たり前ですけど、英語が得意という名目で入社したのだから、海外企業との取引やら、海外への出張、海外支店への配属、みたいな感じで、そのスキルを存分に生かされるような配属になる可能性が高いのも注意してくださいね。
英語ができるけど、海外には行きたくない、とかは通らない可能性があります。
ということも念の為、書いておきますね。