親は子供の大学留年を許すべき?それとも中退させる?

今まで私は大学生の立場で留年について、色々書いてきました。

ですが、今回はもしも私が親の立場だった場合、子供の大学留年を許すべきなのか、それとも中退させるのか、ということについて書いていきます。

結論から書くと、お金に余裕がある、もしくは子供がバイト等で学費や生活費を出すのなら、留年を許すほうが無難だと思います。

理由は、とにかく大卒じゃないと就職できる職種が非常に限られてしまうからです。

もちろん、大学中退の高卒でも就職ができないわけではないですが、賃金が安いとか、不安定な仕事、3K系と呼ばれるような仕事から選ばざるを得ないような感じになります。

それに比べて大卒だと、選べる職業の幅が大きく広がります。

都会では大卒だらけなので目立ちにくいですが、地方だと大卒というだけでも、びっくりされることもあります。

あ、念のため書きますけど、大学を留年することは、就職活動を行う上でマイナスになるのは確かです。

採用試験の時に、ほぼ同じレベルに見える人で「留年した人」と「4年ストレートで卒業予定の人」がいたら、ほぼ間違いなく「4年ストレートで卒業予定の人」が選ばれるでしょう。

ですが、大学中退よりは評価は確実に上ですし、就職が決まった場合の初任給や昇給にも大きな違いがあります。

子供の未来を不安視するのであれば、せっかく入れた大学を中退させてしまうのではなく、留年してでも大学卒業という資格を取ってもらったほうが良いと思いますよ。

その資格は想像以上に強い力になりますから。

あ、ただし、留年するのを許すといっても、簡単に許すのは微妙だと思います。その理由は次回書きます。

>>>留年を許す場合に注意することを書きました。