30代中年親父の体験談、その4 そしてひきこもりへ 

30代後半のアラフォー中年親父のひきこもり実体験、いよいよひきこもりへ入っていきます。

ざっと10年程度勤めていた会社で、とある事件が発生して、その原因究明を全力で行っていた、というところまでは書きました。

>>>詳しい説明はコチラ(前回の記事)

で、ある日、人事に呼び出され、驚愕の発表を受けたのです。

それは・・・懲戒解雇処分。

会社に多大な損害を与えたから、とのことでした。

正直、「マジですか」と思いましたよ。確かに損害は与えたし責任者の名前は私だったけど、原因もまだ究明中なのに・・・。

この話を聞いた後、部署の係長や課長に報告したら、私の頑張りを見ていた係長や課長は「それは酷すぎる」ということで、人事に掛け合ってくれました。

なぜ、係長や課長を飛び越えて、直接私にそんな宣告をしたのか、というのも怒ってましたけど。

ですが、掛け合っても結局退職は免れず、懲戒解雇処分ではなく、自分都合による自主退職という体で去るように言われました。

ということで、2016年の1月末をもって、会社を退職することになったのです。(妙に中途半端ですね)

私は、私なりに会社に貢献しようと必死に努力したつもりでした。

なので、こんな事態で会社を退職することになるとは夢にも思わず、呆然としてしまいました。

とりあえず、必要最低限の引き継ぎを済ませ、退職に必要ないろいろな書類を揃え、退職しました。

退職しても、なんていうか、何もやる気が起きないというか、現実感がないというか・・・そんな感じで家でひきこもるようになったのです。

大学時代の私も自分なりに頑張ったけど、結局担当教官が変わるまで報われることがなかった、今回も頑張ったけどまさかの退職になってしまった。

努力したり、頑張ったり、そういうのって無駄なのではないか・・・

そんな虚無感みたいなものが押し寄せていたとも今なら思えます。

>>>次回はひきこもり最盛期です。