前回の記事では、30代中年にして引きこもりになってしまった最大の理由は、会社を懲戒解雇処分に近い形で自己都合退職したことだと書きました。
ただ、故意に損害を与えたわけでもないのに懲戒解雇に近い状態になった理由をいろいろ考えたわけですけど…
多分、私は会社が想像していた人材ではなかったのではないか、というのが結論ですね。
私は大卒でありながら、大卒ではまず行かないような生産現場で働いていました。回りも高卒、高専卒が多くて、大卒はいませんでした。
だから、大卒の私は、最低でも幹部候補生だという立ち位置、もっと言えば、今の生産現場に革新的な何かをもたらしてくれるのではないか?と期待されていたのではないでしょうか。
実際、面接の時にもそれに近い感じのことを言われましたし。
ですが、私はその期待に答えることが出来ず、黙々と他の人と共に同じような仕事をこなすだけでした。
もちろん、私自身、手を抜いていたわけではなく、私なりに一生懸命に仕事に打ち込んでいたつもりでしたよ。
ですが、10年経っても目立った感じの成果はなく、挙句の果てに意味不明の不具合まで引き起こす始末。
そりゃあ、わざわざ高いお金を使って大卒を雇って10年かかっても芽が出なくて逆に変な不具合を起こして会社に損害を与えてしまったら…
会社としては非常に面白くないですよね。
だからスパッと切られてしまったのではないかと。やっぱりそういうのも理由にあるのだと思います。
あ、後もう1つ、会社の部署内でちょっと孤立気味だったのもあるかもしれませんね。
それに関しては次回に。