今回も、ひきこもりと親との話について書いていきます。
少し前から書いていますが、親や保護者は、ひきこもりの直接的な原因にはなりにくいですが、間接的、特に長期化している原因の1つである可能性は高いです。
ですが、ひきこもり本人もその親も、ひきこもり状態に対する対処を積極的に出来ない場合が多いです。
ひきこもり地域支援センターなどの存在を知っていたとしても、電話などの相談ができない、する気がない、という人も多いです。
その理由は、色々あるでしょうけど…
ひきこもりになってしまった、とか、ひきこもりの子供が居るということを公表するというか、バラすみたいなのが恥ずかしい、という感情があるのも1つではないでしょうか。
もしかしたら、ひきこもり1人すら対処できないなんて親や保護者として失格だ、育て方や教育方針が悪かったから自業自得なのだ、みたいに思っているかもしれませんね。
少なからず、そういう意味での恥ずかしさもあるでしょう。
確かに、ひきこもり状態になっているのを恥じるのは分かります。私もめちゃめちゃ恥ずかしいですし。
だから他の人が働いているであろう、日中とかに出歩きたくないですからね。自分がひきこもりだという現実が、嫌でも見えちゃいますから。
ですが、ひきこもりという問題は、家族だけではどうしようもない場合も多いのです。
特に、ひきこもりの子供が高齢化している場合は一刻の猶予もない、と思ったほうが良いかと。高齢になればなるほど、社会復帰が困難になりますからね。
子供の幸せを本当に願うのであれば、ひきこもりから脱出して普通の人生を歩んで欲しいと願うのであれば、恥を忍んで、ひきこもり地域支援センター等に相談してみてください。