引きこもりにとって、筋トレや体力向上よりも必要なこと

さて、前回の記事で私は、「どれぐらいの体力があれば社会復帰できるのか」というのは議論する意味がないし、体力以上に大切なことがある、という感じのことを書きましたよね。

まだみていない人はチェックしてください。

>>ひきこもりから社会復帰するために必要な体力について

では体力以上に必要なことってなんなのか、その正体について書いていきますね。

引きこもりにとって、体力向上以上に必要なこと

それは…「あなたを変えるための強い心」です。

…なんてかくと、「中二病(厨二病)だぁぁぁぁ!」とか、「今更マインド論かよ!」とか思ってしまうかもしれませんが、これって本当に大切なことですよ。

ここではっきり書きますけど、あなたが変わらないと、引きこもりは引きこもりのまま、いつまで経っても現状維持のまま、ズルズルと年だけとっていくということになります。

そして、年をとればとるほど、社会復帰や就職は困難になっていきます。

つまり、引きこもりを脱出して、社会復帰や就職できる可能性が極めて低くなってしまうということですね。

まあ、正確には周りが変えようとしてくれる、もしくは突然周りの様子が変わってしまうことで、半強制的に引きこもりを脱出できることも稀にありますが、それは期待しないほうがいいです。

周りの人たちが頑張ってくれたとしても、あなた自身が動かなければ、結局変わりませんしね。

人間は現状維持しようとする

ということで、あなたが引きこもりで、どうにかして脱出したいと考えているのであれば、今の現状から抜け出せるほどの強い心が必要になってきます。

人間という生き物は、基本的に現状維持しようとする事が多いのです。

特に日本人の場合は、その傾向が強いですね。

例えば、定年退職まで1つの職場でずっと仕事をする…みたいな人がほとんどですから。(今はちょっと違うかもしれませんが)

現状維持のほうが、なにか違うことをするよりも楽という面もあります。

違うことをするということは、その新しいことを覚え直す必要がありますし、手間がかかりますよね。

それに、いつもと違うことをするとか、自分自身を変えるというのは、なんだか怖くないですか。

私は怖いです。

ですが、あえて変える方向で動かないと、いつまで経ってもそのままです。

心構えや気持ちは行動をおこす原動力となる

そして、心構えや気持ちというものは、行動をおこすための原動力となります。

昔からあることわざというか慣用句に、「火事場の馬鹿力」というのがありますよね。

あれって、本当に生命の危機などの切羽詰まった状況に陥ってしまったとき、普段とは全く違う力が出せるようになるというものです。

そして実際に、「火事場の馬鹿力」というのは存在します。

本当にやばいと思ったときに、アドレナリンやら何やらが一気に放出されて、普段以上の力が発揮できます。

生命の危機などに陥ったときに、やばいと思ったらすごい力が出る…これって、気持ちが体を動かしているという、いい例だと思いませんか?

逆に、あまりにも心労が酷いことになると体が動かなくなります。

これは体験した人も多いのではないでしょうか。

ですので、体を動かす、行動に移すためには、それが出来るだけの心の強さ、気持ちが無いとダメなのです。

特に、引きこもりという現状をどうにかして変えたいとするならば、かなりの心の強さが必要でしょう。

体力を向上させると自信がつく、それで心が強くなるという効果も無いとは言いませんが、それよりも効率よく心を鍛えるというか、行動しやすくする方法を実践したほうがいいと思いますよ。

それが、引きこもり脱出への近道となるでしょうから。

じゃあ、どうすれば引きこもりを脱出することが出来るのか、について書いたので、気になる方はチェックしてみてください。

>> ひきこもりからの脱出や社会復帰と目標設定