【その2】3留や内定取り消し、ひきこもりから社会復帰できた理由

大学生時代の3回の留年や内定取り消しによる、ひきこもりから脱出して、大学卒業と就職できた理由について書いています。

前回書いたように、直接の理由は環境の変化だったわけですが、もう1つ、大きな理由があります。

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それは、私自身がひきこもりながらも、「このままじゃヤバイ」と思って行動できたことです。

例え、突然大学を卒業できる可能性が生まれたとしても、行動しなければ実現できなかったでしょう。

2回めの留年のときにカウンセリングを勧められても、行動できなければ行かなかったでしょう。

では、どうして、「このままじゃヤバイ!」と思えたかというと・・・私自身の現状をしっかり整理したからです。

例えばこういう感じですね。

(※ 2留後、カウンセリングを受けることを決意した時)

内定取り消しを食らい、大学を2回も留年してしまった。

大学に進学した一番の理由は就職を有利にすることだったのに、留年すればするほど、どんどん就職できる可能性が減っていく。

これ以上留年しないためにはどうすればいいのか。そんなことは決まっている、卒業研究を完成させ、卒業論文を書くのだ。

卒業研究を完成させるためには研究をする必要がある。研究をするためには研究室に入る必要がある。

でも研究室に入ることが今の私では難しい。

(※ 当時、研究室に何故か入ることが出来ず、扉の前でじっとしたり、そのまま帰ったり・・・みたいなことをしていました)

これが精神的な問題なら、勧められたカウンセリングに行くことで何とかなるかも知れない。

というか、これ以上の留年を阻止するには、研究して卒業研究を完成し、卒業論文を書くしか無いのだから、カウンセリングに行く選択肢以外はありえない。

・・・仕方がない、行こう。

ちょっと長いですが、このように、ひきこもりながらも、自分自身の現状を把握して行動を決めたわけです。

かなりネガティブな方法でしたが、行動できたので間違いでは無かったと言えますね。

このように、いくらチャンスが巡ってきても、自分自身が行動しない限りは状況は変わりません。

ひきこもりを脱出したいなら、まず、現状をしっかり把握してみてはどうでしょう。

そして、どうすればその現状を変えることが出来るのかを考え、行動に移してみましょう。

100%上手くいくとは言えませんが、行動しないよりはマシですよ。

あ、カウンセリングの話が出たので、次回はカウンセリングはどうだったのか、みたいなことを書きますね。

>>>カウンセリングはどんな感じだったのか知りたい方はコチラ