大学の留年と奨学金について考える。

今回は、大学の留年と奨学金について書きます。

大学を留年してしまうと、奨学金はどうなってしまうのか、気になる人も多いと思いますけど、基本的に、大学を留年すると奨学金を受けることが出来なくなります。

例えば、3年生のときに留年してもう一度3年生を繰り返す場合は、2回目の3年生の時は奨学金を受けることができません。無事に4年生に上がることが出来れば、また奨学金を受けることが出来る可能性もありますが、そのまま廃止になる可能性もあります。この辺りは、大学によっても対応が違いますので、各大学に問い合わせしてください。

最近では、留年したらその時点でもう奨学金は廃止になる、という大学が増えてきています。

後、奨学金は基本的には4年(6年制の大学の場合は6年)で、そこから返済が始まってしまいますからね。

ですので、4年生のときに留年してしまうと、5年目は奨学金をあてに出来なくなるどころか、申請をしなければ返済が始まってしまうということになります。ですので、しっかり書類を提出して、返済の猶予をもらってください。

という感じで、基本的には留年してしまうと、奨学金をあてにすることは出来なくなります。では、どうやって学費を払えばいいかというと…それはもちろん、自分でアルバイトするか、親に払ってもらうか、しかないでしょうね。

一応、どこかから借りるという手段もありますが、お勧めしません。

親に頼れるのであれば、出来れば親に頼った方がいいです。理由は、留年した時の状態にもよりますけど、留年という精神的ダメージにバイトをしないとお金が足りない、みたいな事態になってしまうのは、相当辛いからです。

いや、足りない単位とかがほんの少しで、アルバイトを詰め込んでも、これ以上留年することなく進級できると確信出来るならいいですけどね。

自分自身の現状をしっかり考えた上で、親に援助してもらうか、アルバイトで自力で何とかするかを決めてください。

絶対にダメなのは、アルバイトのせいで学業がおろそかになってしまい、留年を繰り返してしまうことです。そういう可能性があるぐらいの深刻な単位不足なら、やはり親に頼るべきですよ。