大学を留年した時、親に伝えたり説得する前にこれだけは・・・

以前の記事で、留年する場合はいくら隠そうとしても親にばれる可能性が極めて高い事を書きました。

ばれる前に留年が決まったタイミングで、できるだけ早めに先に親に留年のことを言いましょう、的なことを書いて締めましたよね。

>>>この記事です。

では、留年が決まった後、どうやって親に留年を報告(カミングアウト)するか、どうやって伝えたり、説得すればいいのか、ということについて書いていきます。

の前に・・・

まずは大前提として、留年が決まったあなた自身はどうしたいのか、ということを決める必要があります。

留年しても卒業するまで在学し大学生活を送りたいのか、何らかの理由で休学したいと思っているのか、大学が嫌だから、別の事に打ち込みたいから退学(中退)したいのか・・・

まあ大抵の人が留年後も在学して大学卒業を目指すと思いますが、卒業を目指すには学費が必要になります。

どれぐらい必要になるかはあなたの状況次第ですが、4年制の国立大学でも1年留年するだけで50万円は吹っ飛ぶでしょう。

仮に私立大学+一人暮らしだった場合は、更に多くの学費、更には家賃や生活費が必要になります。

その学費や家賃、生活費をどうするつもりなのか、という方針も決める必要があるでしょう。

もちろん、最終的な決定は、親との話し合いの後になります。

ですが、先にある程度必要な金額を把握し、どうするべきか、というのを大体決めておいたほうが話を進めやすくなります。

もし、親に経済的な余裕があるのなら、一旦払ってもらって就職してから返す、みたいな方法も可能でしょう。

親が駄目でも、恥を忍んで親戚に頼めば、貸してくれる可能性はあります。

もしも余裕がなかった場合は、あなた自身がバイトで必死になって学費を稼ぐ必要がありますよね。

ただし、この場合は当たり前ですが、大学が始まったら単位を取ることを優先する必要があるので、学業に差し支えないレベルでのバイトになります。

しかも、大抵の大学の場合、学費の振込って4月ですよね?(半期毎でOKでしょうけど)

ですので、もしも留年が決まって、親等の援助が期待できないと感じているのなら、直ぐにでもバイトを始めてお金を貯め始めたほうがいいですよ。

そうすれば、学費を振り込む期限までにお金が貯まる可能性は高くなるでしょう。

そういう意味でも留年が決まったらできるだけ早い段階で、今後の方針を決め、親に伝えたり、説得する必要があるのです。

もし、どうしても学費の工面が無理そうなら、休学も選択肢に入るかもしれません。休学は、休学期間中の学費が大幅にダウン、国立大学なら無料になりますから。

その間バイトをするなりして、学費や生活費を稼ぐというのもアリですよ。

あ、ちなみに奨学金は、留年した場合はそれ以上貰えないことが多いです。

それどころか、留年することで逆に支払う立場になる可能性もありますが、大抵の場合は申請したら支払いを待ってもらうことは可能でしょう。

とりあえず、奨学金は期待できません。

とまあ、ちょっと長々と書いてしまいましたが、留年してしまったと親に伝える、説得するその前に・・・

まずは、あなた自身がどうしたいか、お金をどうするつもりなのか等を整理した方がいい、ということが伝えたかったのです。

あ、他にも親に伝える前に事前に準備した方がいいものがあるので、次回に続きます。

>>>準備するべきものを書きました。