大学に通っていて、必修科目の単位が取れなかった、卒業研究(卒業論文)が提出できなかった・・・などの理由で留年してしまった、という人もいるでしょう。
こういった場合、たまに親に内緒にしておきたい・・・と思う人もいるかもしれません。
特に一人暮らしで学費を自分で払っている人なら、留年しても親にバレないのではないか・・・なんて考えるかもしれませんね。
では、親に内緒で留年することは可能なのか、ということについて書いていきます。
結論から書くと、留年すること自体は内緒でも出来なくはないですが、後からほぼ確実に親にばれます。
例え、学費を全部自分が出していて一人暮らししていても、です。理由は、大学が成績表等を実家の保護者宛に出す場合が多いからです。
極端に書くと、運良く親が4年生後期終了後の成績表を見ていなかったとしても、卒業しているはずの大学の成績表が5年目の前期終了後に送られてきたらおかしいですよね?
まあ大抵の場合は、もし親に留年のことを伝えていない場合、4年生後期終了後の成績表をみて、確認の電話なり連絡を入れてくる場合が多いと思いますが・・・。
ですので、親にバレないように留年する、というのはほぼ不可能です。
もしも留年が決定してしまった場合は、できるだけ早く、最悪でも親が留年に気がつくよりも先に、自分から留年したという事実を告げ、今後のことをしっかり話してください。
特に学費や生活費等に関するお金の問題は深刻ですよ。
ここで親が先に留年に気がついてしまうと、怒られるどころか、様々な制裁を受ける可能性がより高くなります。
こういう場合は親の立場になって考えてみてください。
もしもあなたの子供が、親であるあなたに黙って大学を留年したことに気がついたら・・・どう思います?
まずは驚き、そして怒り、悲しくなりませんか?
せめて、正直に話してほしかった・・・となりませんか?
そういった思いを親にさせないためにも、できるだけ早く親に報告してください。報告が遅れるほど、傷が深くなってしまいますので。