私は大学生時代、大学を3回も留年(3留)しています。
その留年を親に伝えた方法というか、どうやって伝えて許してもらったか、ということについて書いていきます。
まず、1回目の留年は、就職内定も決まって、後は卒業研究(卒業論文)の単位を貰ったら卒業だったのに、研究の結果が出なかったため留年が確定しました。
留年がほぼ確定したのは11月頃だったのですが、あまりにも早く親に言ってしまうと、不信感を持たれそうでしたので、敢えて卒業研究の発表会があるぐらいまで伸ばしました。(具体的には1月下旬ぐらいですね)
また、学校推薦で内定が決まっていた企業に連絡するのも、あまりにも早すぎるということで、年を明けてから、となっていたため、内定取り消しかどうかの決定もまだでしたから。
※ この件に関しては、半年なら待つとの回答を受けましたが。結果的には、半年後でも卒業できなかったので内定取り消しになりました。
ただ、ある程度の下準備といえばいいのか、元々私は親と結構仲が良かった上に実家から大学に通っていたので、
「うちの研究室の担当教官が結果主義で困る」
「なかなか結果が出なくて困っている」
的なことは、だいぶ前から愚痴っていました。
そして、留年が決まったと親に伝えたのは、先程にも書いたように、1月下旬。
・申し訳ないが、自分なりにかなり頑張って研究してきたけど、結果が出ないので留年してしまった。
・内定をもらった企業は半年待ってくれる。
・学費はバイトで貯めたお金で私が出す。
みたいなことを言った結果、案外すんなりと了承してもらえました。
このときは、かなり必死になって研究していた(研究に打ち込むためにバイトも辞めた上、家にいる時間がかなり少なかった)ので親にもその大変さが伝わっていたのでしょう。
また、内定をもらっていた企業が半年待ってくれること、そして何より、親が大学卒業を望んでいることから、意外とスルッと許してもらえた感じですね。
ただ、ひとつ、私は嘘を付いてしまいました。というか、嘘になってしまいました。
それは・・・
と言ってしまったことです。
今考えると、結果主義の担当教官に付いている限り、半年後に卒業するというのは相当難易度が高く、望みが薄いことでした。
それなのに、必ず卒業します、なんて言ってしまったのです。親を説得するための材料として、言うべき強い言葉だったのは確かです。
ですが、半年後、強く後悔することになったのです・・・。