私が大学生のときに引きこもりになった原因や理由について、何回かに分けて語っています。
今回は、私自身の性格も原因であろう、ということについて書きますね。
大学生時代の引きこもり体験談を読んでくれた方なら分かると思いますが、私は自分で言うのもアレですが、真面目な優等生タイプ、というやつです。
どちらかと言えば完璧主義で、嫌なことでもある程度ならコツコツ出来ますし、遅刻などもほとんどしません。
ただし、あまり融通がきかないとか、引っ込み思案だとか、自分自身の意見を押し通すようなことは出来ない、人前で喋るのが苦手だから友達殆どいない、いわゆる、インキャです。
「こういう性格の人って、引きこもりになりやすいよね~」
とか言われそうな性格そのままです。
どうしてこういう性格が原因だと考えられるか、というと・・・
例えば、もっとガツガツと担当教官と一緒になって、研究に全力全開で望めていれば、結果が出せて普通に卒業できたかもしれません。
私はどちらかというと、受け身で言われたことに対して研究する、みたいな感じでした。だから結果が出なかったのかもしれません。
実際、受け身ではなく、どんどん担当教官と一緒になって積極的に研究していた人は、大抵の場合、ちゃんと結果も出て卒業もできていますから。
正直、あいつらは輝いていたし、眩しかった。羨ましいとさえ感じました。
他にも、前回の話と同じ感じになりますが、
1回留年が決まった後に大学に掛け合って、「研究室が合わないから別の研究室に行きたい」みたいな交渉が出来ていれば・・・ですよね。
性格的な問題でそんなこと絶対に言えませんでしたし、そもそも行動の選択肢にすら入っていませんでした。
ですが実際、研究室を変わる行為は、実行している人もいたのです。私は、そんなこと出来ないと思い込んでいたのですね。
後は、完璧主義でしたから、途中で参加とかそういうのが嫌いだったのもあるでしょうね。
一度ショックで研究室に行けなくなってしまったら、もう駄目でした。大学に行っても、研究室の扉を開くことができなくなりましたから。
「今更、どの面下げて研究室に行けばいいのだ・・・」みたいな妙な感情があったのでしょう。
その結果、ズルズルと引きこもることになるのですけどね。
・・・このように、引きこもりは様々な原因、理由が複雑に絡み合った結果、なってしまうものだと私は感じています。
原因が1つじゃないから解決するのも難しい、それが現状ではないでしょうか。
次回は、どうして私が大学生時代、引きこもりから社会復帰(大学卒業や就職)出来たのかについて書きますね。