引きこもりだったことを面接で言わないと経歴詐称になるのか?

引きこもりの人が何とか社会復帰しようとしているときの最大の壁の一つが、働くことだと思います。

ハローワークなどの機関を通じて働く場合でも、派遣会社に登録して働く場合でも、どこかのアルバイト応募に申し込む場合でも、履歴書はほぼ必須ですし、面接も絶対あるでしょう。

そういうときに気になるのが、引きこもりだったことを正直に面接で告白したほうがいいのか…ということではないでしょうか。

そんな疑問に対して、私は以前、引きこもりだったということは面接では言わないほうがいい、みたいなことを書きましたけど…それは経歴詐称になるのでは?と思われるかもしれません。

>>>以前の記事はこちら

…あくまで私的な考え方なのですが、引きこもりだったという事実を隠す、ということ自体は経歴詐称には当たらないと考えます。

ただし、履歴書の空白期間を引きこもりだったという事実以外のことで上手く説明しようとしたときに、どこかでアルバイトしていたとか、会社に勤めていたとか、そういうことを言ってしまったり、履歴書に書いてしまうと経歴詐称となるでしょうね。

それにそういう嘘の付き方は、ばれてしまう可能性が高いのでやめておきましょう。

例えば私の大学生時代のときの3回留年してしまった+引きこもりだった時の面接の言い訳は…「あまりにも担当教官が厳しくて卒業させてもらえなかった」みたいなことでした。

>>>それ系の話はこちらから

で、もしも今現在、引きこもり中年の状態で就職活動するのなら…

「祖父母の在宅介護があまりにも忙しいし、放っておくこともできなかったので就職活動すらままなりませんでした。」みたいなことを言いそうですね。

(※ 実際、昼間はほとんど介護というか、見守りをしているので間違ってはいませんし、私が今の状態で就職すると、ほぼ確実に祖父母が施設行きになって介護の金銭的負担がとんでもないことになります)

他にも、私の家は自営業をしているので、店の手伝いをしていました、とかでも通じますし。

とまあ、こんな感じで、履歴書の空白期間の理由を面接で聞かれても、経歴詐称にならない程度の言い訳が出来るのであれば、引きこもりだったという事実は隠せるのです。

といいますか、ニートだった、引きこもりだった、ということは面接等では確実にマイナスに作用しますから、下手に言わないほうがいいです。

でも、どう取り繕っても無理、何も考えつかない、という人は…次回の記事で。